人生オワ太郎のいろいろある部屋

人生が終わってない高校生のブログです。ハーメルンや小説家になろうで(クソみたいな)小説書いてますのでそちらもよろしくなのです。

待機児童問題、政府は待機児童ゼロは2020年までと延期———そもそも何故こんなにも待機児童が多いのか

安倍晋三総理大臣は5月31日、遅くとも2020年までには待機児童0を目指していくと表明しました。

お、ええやんと思った方もいると思いますが、少なくとも自分はこの目標には懐疑的です。もともと17年度末までに解決することを目指していた待機児童問題ですが、結局解決のめどが立たずに20年度まで伸ばした形になりました。

そもそもこの待機児童問題、大体は大都市一極集中が原因です。待機児童0の都道府県は2015年4月1日時点で、青森、グンマ、新潟、宮崎などの計11県です、そのどれもが、東京、大阪、福岡などの大都市がある都道府県ではなく、地方の都道府県です。

待機児童の問題がニュースで取り上げられるとき、その大体が東京や東京周辺の自治体、さらにほかの大都市圏の状況が取り上げられます。地方では待機児童がないことが多いからです。

なぜ大都市圏、特に東京では待機児童が多く存在するのか。それは単純に需要と供給のバランスが釣り合ってないからです。

今、東京都の人口は増え続けています。出生率が高いから、というわけではなく地方から若い人たちが東京といった大都市に移住しているからです。

何故移住するか、仕事があるからです。東京には多くの企業の本社があり、東京大都市圏のGDPはカナダ1国のGDPを超えるほどです。これだけ大きいと求人の数も地方の比ではありません。

しかし、保育士の数は流入人数ほど多くはなっていません。保育士の数と人口の増加のバランスが釣り合ってないのが実情です。一極集中が起きたが故の公共サービスの質の低下。これはある意味当然と言えば当然なのかもしれません。

ただし、一極集中を是正すれば問題解決というわけではありません。このままの状態で一極集中を解消してもただ地方に待機児童問題が飛び火するだけです。皆さんもご存知かと思いますが、今保育士の給与はかなり低いです。(勿論いいところもある)このような福利厚生では保育士になりたい、という人も減っていってしまいます。情熱や夢だけでは生きていけないのです。

また、共働き世帯の増加も要因に上がります。女性の社会進出が進んだことも原因ですが、一番の問題は共働きしなければ生活水準を維持できない。これに尽きます。日本の給与水準はここ20年間ほとんど変わっていません。日本が貧乏になりつつあるとか言われていますが、まさに貧乏になっているのです。

政府は給与改善を目指したりもしていますが、今の現状ではまだ手ぬるいと思います。保育士の待遇改善や一極集中の是正、給与などの問題に地方自治体、国が一体となって取り組まなければ、この問題が解決することはないでしょう。